マイリス・再生・コメの水準解析

 週刊ニコニコランキングを見ていてちょっと調べたくなったので出してみた数値。
 毎日の結果から、1位、10位、100位、300位の値を取り出して、月ごとに平均してみた。
 6月24日〜10月22日の結果*1が対象。

項目/月 6月 7月 8月 9月 10月
マイ 1位 10423.6 8786.6 8202.3 8131.1 8161.5
10位 1693.1 1821.3 1692.5 1982.0 2061.9
100位 288.1 276.0 260.9 276.9 281.3
300位 85.3 83.1 81.8 81.7 76.0
再生 1位 132767.6 127193.3 132378.5 139678.6 136796.4
10位 33721.9 39556.2 39540.8 45866.0 49482.2
100位 7397.1 7455.3 7327.2 8297.0 9760.9
300位 2532.9 2578.2 2573.0 2896.1 3442.0
コメ 1位 49730.0 57577.5 60730.3 77672.5 95364.4
10位 11648.1 14953.1 17970.3 19115.4 22511.1
100位 1989.6 2388.7 2729.6 2664.4 3110.6
300位 662.4 788.5 916.2 883.7 1023.4
 6月と10月、特に6月のデータは7日ほどしかないこと(しかも、伝説の組曲の投稿直後が含まれているのでさらに特殊な月である)と、10月はダブルカウント(リセットされなかった)日があるので、7〜9月見たほうがいいかもしれない。
 単純にこの数字を見る限りでざっと感じたことは
★マイリスは上がったり下がったり、分布が変容している

  • 100位以上→やや増
  • それ未満→変化なし、あるいはやや減(下位ほど)

※これは、ユーザの増大によってユーザあたりの熱中度が低くなり(コアな人ばかりだったのが、そうでない人も徐々に入ってきたのかも)、うわべのランキング(1ページ目である1〜100位)のみを見て評価する人が増えたのではないかと推測。ここで可能性が二つあって、

  • コアな人がやや減、中毒度の低い人の割合やや増
  • 面白い動画が減った(あるいは面白い職人が単なる素人の域を脱して、上位と下位の乖離が起こった?)

 これ以上は印象でしか語れないが、初期に比べるとそりゃ飽きが来ている感じは確かにあるし、職人が熟練している可能性も納得いくし、他にも削除強化体制とかも色々ありそう。
★再生数は上昇
 1位は大差ないけど、トップ100は6,7月に比べて10月が約1.3倍。ユーザ増えてるんだからそりゃ増えるわな。
★コメ数がかなり上昇
 どの順位でもかなり上がっていて、その数は6月と10月で約2倍弱。これはすごい。コメントが大事な売りの一つであるニコニコにとって、この結果はよいことだと思う。



 ニコニコランキングの各項目のレートについては後ほど考察。

*1:ちなみにウチでは、結果の日付は最後の0〜6時にあたる日付ではなく、6〜24時が当てはまる日付を結果としている